- 2024/07/18 掲載
円急伸、156円台前半=日銀利上げ思惑で
【ニューヨーク時事】17日の欧米外国為替市場では、日銀による利上げの可能性が意識されて円買い・ドル売りが優勢となり、円相場は1ドル=156円台前半と、約1カ月ぶりの高値に急伸した。ニューヨーク市場の午後5時現在は156円18~28銭と、前日同時刻比2円08銭の大幅な円高・ドル安。
河野太郎デジタル相が「円は安過ぎる」などとして日銀に利上げを求めたと米ブルームバーグ通信が17日報じた。さらに、トランプ前大統領が同通信とのインタビューでドル高をけん制していたことも伝わり、欧州市場で円買い・ドル売りが先行した。
ニューヨーク市場では156円06~73銭の狭いレンジで推移した。米連邦準備制度理事会(FRB)高官の発言を背景に、FRBが9月に利下げを始めるとの観測が強まったこともドル売りを支えた。
【時事通信社】
PR
PR
PR