- 2024/07/17 掲載
米BofA、第2四半期は減益も予想上回る NIIの年内回復想定
一方、貸し出しの利息収入と預金者に支払う利息の差である純金利収入(NII)の第4・四半期見通しが市場予想を上回ったことから、株価は午前の取引で4%超上昇した。
ブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)は声明で「当行の主力であるコンシューマーバンキング事業の強さと収益力はグローバルマーケッツ、グローバルバンキング、ウェルスマネジメント事業の成長と収益性によって補完されている」と述べた。
投資銀行部門の手数料収入は29%増の16億ドル。
セールスおよびトレーディング収入は7%増の47億ドル。前年同期比での増加は9四半期連続となった。
第2・四半期の利益は7%減の69億ドル(1株当たり0.83ドル)。市場予想は1株当たり0.80ドルだった。
ウェルス・インベストメントマネジメント部門の収入は6%増。顧客の資産残高は10%増の4兆ドル超と過去最高を更新した。
第2・四半期のNIIは3%減の137億ドル。ただ、BofAは年後半のNIIの回復を予想しており、第4・四半期のNII予想は145億ドルと市場予想の144億ドルを上回った。
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