- 2024/07/16 掲載
5月第3次産業活動指数は101.6、前月比0.4%低下=経産省
[東京 16日 ロイター] - 経済産業省が16日に発表した5月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は101.6(2015年平均=100.0)で、前月比0.4%の低下となった。経産省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
11業種中、低下方向に影響したのは6業種。「運輸業、郵便業」は、道路貨物運送業の前月からの反動や、鉄道旅客運送が不調で3.9%の低下となった。「生活娯楽関連サービス」は国内旅行客や娯楽業の減少で3.0%の低下。その他、「金融業、保険業」は1.2%、「事業者向け関連サービス」は1.0%、「情報通信業」は0.4%、「不動産業」は0.4%、それぞれ低下した。
上昇方向に影響したのは4業種。「卸売業」は医薬品の海外取引の増加などにより3.2%の上昇となった。「小売業」は自動車小売業などが好調で1.0%の上昇。「電気・ガス・熱供給・水道業」は2.0%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は0.4%、それぞれ上昇した。
「医療、福祉」は横ばいだった。
PR
PR
PR