- 2024/07/09 掲載
新1万円札「2番」は東商=小林会頭がお披露目
東京商工会議所は9日、東京都内で新紙幣発行を記念した式典を開き、初代会頭の渋沢栄一が肖像となった新1万円札の記番号「2」の新札をお披露目した。小林健会頭は、近代日本経済の発展に力を尽くした渋沢の功績を念頭に「しっかり顔向けできるよう、次世代にレガシーを受け継いでいきたい」と述べた。
式典に出席した日銀の氷見野良三副総裁は、新紙幣に「今後の日本経済を力強く支えていってほしい」と期待した。3選を果たしたばかりの小池百合子都知事は、渋沢をスタートアップ(新興企業)の神様と評した上で「東京都もさらにスタートアップを後押ししていきたい」と語った。
記番号は紙幣に印刷された計10桁のアルファベットと数字で、東商には2番目に若い「AA000002AA」が贈呈された。10日から東商渋沢ミュージアムで公開する。
【時事通信社】 〔写真説明〕贈呈された新1万円札を手に記念撮影する東京商工会議所の小林健会頭(左)と日銀の氷見野良三副総裁=9日午後、東京都千代田区
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