- 2024/06/15 掲載
「さらに数カ月」の良好なインフレ指標が必要=米シカゴ連銀総裁
[14日 ロイター] - 米シカゴ地区連銀のグールスビー総裁は14日、今週発表された経済指標で5月のインフレが鈍化したことが示され安心感を得たが、それでも金利引き下げの前に「さらに数カ月」は同様のデータを確認したいと述べた。
グールズビー総裁は、過去18カ月間の米連邦準備理事会(FRB)の政策について「実際に大きな進展が見られた」と評価。その上で利下げの前に「さらなる進展を確認する必要がある」とした。
FRBは経済の健全性にも注目しているとし、ローンの延滞などは増加しているものの、景気後退に関連する水準には達していないと述べた。また、インフレが引き続き緩和し、FRBが金利を引き下げることができれば、景気後退を完全に回避できる可能性があると述べた。
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