- 2024/06/14 掲載
4月第3次産業活動指数は101.9、前月比1.9%上昇=経産省
[東京 14日 ロイター] - 経済産業省が14日に発表した4月の第3次産業活動指数(季節調整済み、総合)は101.9(2015年平均=100.0)で、前月比1.9%の上昇となった。経産省は基調判断を「一進一退」に据え置いた。
11業種中、上昇方向に影響したのは7業種。「運輸業、郵便業」は、卸売業および小売業の取引増などにより9.5%上昇した。「卸売業」は、機械器具卸売業などが堅調で3.8%の上昇。その他、「医療、福祉」は3.3%、「情報通信業」は2.5%、「小売業」は1.5%、「生活娯楽関連サービス」は1.3%、「物品賃貸業(自動車賃貸業を含む)」は1.0%、それぞれ上昇した。
低下方向に影響したのは4業種。「電気・ガス・熱供給・水道業」は前月の受領増の反動などから5.0%の低下となった。「事業者向け関連サービス」は技術サービス業や廃棄物処理業が不調で0.9%の低下。「不動産業」は0.8%、「金融、保険業」は0.4%、それぞれ低下した。
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