- 2024/06/12 掲載
フランス財政戦略、下院選後に明確にすべき=中銀総裁
マクロン政権は財政赤字削減に向けた今年と来年の歳出削減策計画の詳細を明らかにするよう内外から圧力を受けている。
ビルロワドガロー氏は「投票の結果がどうであれ、フランスは経済戦略、特に財政戦略を早急に明らかにすることが重要だ」と指摘した。
「われわれの見通しでは、フランスのインフレ率は来年初めから2%を下回り、2025年には平均1.7%になる可能性がある」と述べた。
今週の世論調査によると、極右政党「国民連合(RN)」が下院で最大勢力となる見込み。各政党は選挙公約をまだまとめていないが、22年の前回選挙での主張から判断すると、RNの計画は財政に大きな負担をかける可能性が高い。
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