- 2024/06/06 掲載
NY外為市場=ドル上昇、予想上回る米ISM指標受け
[ニューヨーク 5日 ロイター] - 終盤のニューヨーク外為市場では、ドルが上昇した。米供給管理協会(ISM)が発表した5月の非製造業総合指数が予想を上回り、昨年8月以来の高水準となったことを受けた。
午後の取引では、ドル指数は0.1%高の104.28となった。前日は4月9日以来の安値となる103.99を付けていた。
ユーロはISM指標発表後にわずかに下落し、1.0874ドルとなった。
これに先立ち、カナダ銀行(BOC、中央銀行)は政策金利である翌日物金利の誘導目標を予想通り0.25%ポイント引き下げ4.75%とした。
カナダ銀行による発表後、米ドルは対カナダドルで上昇。終盤は0.1%高の1.3688カナダドルとなった。
また、ドルは円に対して0.8%上昇し、156.09円となった。4月の毎月勤労統計で実質賃金が25カ月連続の前年割れとなったことを受け、円は前日の上昇分を吐き出した。
ドル/円 NY午後4時 156.08/156.10
始値 156.06
高値 156.48
安値 155.73
ユーロ/ドル NY午後4時 1.0874/1.0875
始値 1.0866
高値 1.0891
安値 1.0855
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