- 2024/06/06 掲載
米ADP民間雇用、5月は15.2万人増 伸び鈍化
4月分は前回発表の19万2000人増から18万8000人増に下方改定された。
雇用者数の増加をけん引したのは大規模企業(従業員500人以上)で9万8000人増。中規模企業(従業員50─499人)の雇用者数は7万9000人増と、前月の5万9000人から増加した。
業種別では、サービス部門に増加が集中し、貿易、運輸、公益、さらに教育、金融がそれに続く形となった。レジャー・接客業が1万2000人増加したが、同業界としては11月以降で最小の伸びとなった。
一方、小規模企業(従業員1─49人)の雇用者数は1万人減少。製造業では2万人減と昨年7月以来最大となった。
転職した労働者の賃金上昇率は前年比7.8%。一方、在職者の賃金上昇率の伸びは3カ月連続で5%と横ばいとなった。教育、レジャー・接客業では、転職しなかった労働者の賃金上昇率は5.5%と平均を上回った。
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