- 2024/05/31 掲載
NY外為市場=ドル下落、GDP下方改定受け 経済指標に注目
マネックスUSAのFXトレーダー、ヘレン・ギブン氏は「これは間違いなくFRBが期待していた内容であり、全ての数字が予想を下回ったことでFRBへのプレッシャーはいくらか軽減されるだろう」と述べた。
主要通貨に対するドル指数は0.37%安の104.74となった。
年内後半の利下げの動向を見極める手がかりとして、31日発表の米個人消費支出(PCE)価格指数に注目が集まる。
マネーコープの北米ストラクチャリング責任者、ユージン・エプスタイン氏は、PCEは「今日発表されたGDPの内容よりも、若干大きな影響を与える可能性がある」と述べた。
ドル/円は0.53%安の156.805円。前日は1カ月ぶりの高値となる157.72円を付けた。
サクソバンクグループのFX戦略責任者 チャル・チャナナ氏は「政府・日銀は5月1日にこの水準付近で介入に踏み切っており、市場は現在158円を介入の防衛ラインとみている」と述べた。
ユーロは0.3%高の1.083ドル。英ポンドは0.26%高の1.2734ドルとなった。
29日に発表されたドイツの5月の消費者物価指数(CPI)速報値に続き、31日にはユーロ圏消費者物価指数(HICP)が発表される予定。
暗号資産(仮想通貨)のビットコインは2.28%高の6万8940.33ドル。
ドル/円 NY終値 156.81/156.84
始値 156.91
高値 156.92
安値 156.38
ユーロ/ドル NY終値 1.0832/1.0834
始値 1.0815
高値 1.0844
安値 1.0813
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