• 2024/05/16 掲載

中国EVのNIO、「オンボ」ブランド車発表 テスラ「モデルY」に対抗

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
Miyoung Kim

[上海/シンガポール 15日 ロイター] - 中国の電気自動車(EV)メーカー、蔚来汽車(NIO)は15日、新たな低価格ブランド「楽道(オンボ)」初のモデル「L60」SUV(スポーツタイプ多目的車)を発表した。

オンボブランドは世界的なベストセラーカーである米EV大手テスラのSUV「モデルY」に対抗する目的で開発された。価格は21万9900元(3万0476ドル)からで、中国での販売価格が24万9900ドルからのモデルYより12%安い。納車開始は9月を予定している。

李斌(ウイリアム・リー)最高経営責任者(CEO)は上海でL60を披露し、顧客体験と所有コストのバランスが取れたファミリーカーを提供することで、トヨタ自動車の「RAV4」もライバルだと述べた。

李氏は「RAV4とモデルYは当時のファミリーカーのベンチマークだった。技術が進化し人々のスマートEVへの理解が深まる今日、われわれがファミリーカーの新たな基準を再定義する時が来た」と強調した。L60はモデルYよりも広いスペースを持つという。

オンボブランドの責任者によると、L60はNIO内製の900ボルト急速充電システムを搭載。100キロメートル当たりの平均エネルギー消費量は12.1キロワット時と、モデルYをやや下回る。オンボ車はNIOが所有する1000カ所以上のバッテリー交換ステーションと2万5000の公共充電器を利用できるという。

ロイターは先週、NIOが同業の比亜迪(BYD)からオンボ車向けの電池を調達する契約を締結したと報じた。中国EV市場で激しい競争が繰り広げられる中、コスト圧縮の取り組みの一環として自社生産計画を断念した。

NIOの1─4月の販売台数は4万5673台で、国内EV市場におけるシェアは3%。中国乗用車協会のデータによると、テスラは販売台数が16万3841台で、シェアは11.4%。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます