• 2024/04/12 掲載

インフレ率鈍化は年内継続も、完全制御はされず=IMF専務理事

ロイター

photo
  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
[ワシントン 11日 ロイター] - 国際通貨基金(IMF)のゲオルギエワ専務理事は11日、インフレ率は予想されていたより迅速に鈍化しているものの、完全に制御されたわけではないとの見解を示した。主要中央銀行の当局者に対しては政策金利の引き下げを決定する際、今後入手するデータを慎重に評価するように促した。

ゲオルギエワ氏によると、先進国の総合インフレ率は2023年第4・四半期に前年同期比2.3%上昇し、わずか1年半前に9.5%だった伸び率は鈍化した。鈍化傾向は24年も続くと予想される。

ゲオルギエワ氏はこれに伴い、主要先進国の中銀は回数や時期は異なった場合でも、今年下半期に利下げを開始する状況になるとの見方を表明。「この最終段階では、中銀が独立性を守ることが二重に重要だ」とし、政策立案者は必要になった場合には早期利下げを求める声に抵抗するように促した。

「早過ぎる緩和は新たなインフレサプライズを引き起こし、さらなる金融引き締めを必要とするかもしれない。一方、遅らせ過ぎれば経済活動に冷や水を浴びせることになりかねない」と指摘した。

ゲオルギエワ氏はIMFが来週公表する「世界経済見通し」で、米国や多くの新興市場経済が堅調なため世界経済の成長率予想をわずかながら上方修正することを明らかにした。具体的な新たな予想は示さなかった。

シンクタンクのアトランティック・カウンシル主催のイベントで発言した。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます