経済産業省が３日発表したレギュラーガソリン１リットル当たりの店頭小売価格（１日時点）は、全国平均で前週比２０銭高い１７４円６０銭だった。円安などによる原油輸入価格の上昇が影響し、２週連続で値上がりした。

地域別では３０道府県で値上がりし、上昇幅は福井（１．９円）や青森（１．８円）、宮城（１．６円）が大きかった。政府が石油元売り会社に支給している補助金は、２３円５０銭の価格抑制効果があった。日本エネルギー経済研究所石油情報センターは、来週のガソリン価格についても小幅な値上がりを予想している。

【時事通信社】 〔写真説明〕ガソリンスタンドで給油する人（資料写真）