- 2024/04/02 掲載
ユーロ圏製造業PMI、3月改定46.1に低下 需要減少続く
速報値の45.7からは上方修正されたが、好不況の分かれ目となる50を21カ月連続で割り込んだ。
需要の減少が続いた。企業の楽観度は高まった。
生産指数は2月の46.6から47.1に上昇。速報値の46.8から上方修正された。
ハンブルク商業銀行のチーフエコノミスト、サイラス・デラルビア氏は「やや失望を招く結果となった。製造業は過去8カ月間、生産PMIの階段を徐々に上ってきたが、まだ地下の階段にいる」と指摘。
「次の段階への進展はまだ実現していない。ドイツとフランスの製造業不振が主因だ」と述べた。
新規受注は23カ月連続で減少。産出価格の下落ペースは昨年11月以降で最大だった。
人員削減は続いたが、企業の楽観度を示す将来生産指数は57.1から57.4に上昇し、昨年4月以来の高水準となった。
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