- 2024/04/02 掲載
午後3時のドルは151円後半、34年ぶり高値へ再接近
[東京 2日 ロイター] - 午後3時のドル/円は、前日ニューヨーク市場の終盤から小幅ドル高の151円後半で取引されている。前日海外のドル高地合いを引き継ぐ形で、東京でも一時151.80円まで上昇し、3月27日につけた34年ぶり高値151.97円へ迫った。
ドル高が勢いづくきっかけとなったのは、2日に米国で発表された供給管理協会(ISM)の3月製造業景気指数。事前予想を大きく上回り、景気拡大のめどとされる節目の50も1年半ぶりに超えたことで、主要通貨に対する値動きを示すドル指数は、昨年11月以来の高値を更新した。
ドルは対円でも小幅ながら上昇したが、円買い介入への強い警戒感が上値を抑制。結果的に東京市場のドルは、151円半ばから後半の狭いレンジ内で高止まりした。
介入ラインと目される152円乗せを目前に控えた市場では「特定の水準を守るような印象を避けるためにも、152円に乗せた途端に介入が入るわけではないだろう。ストップロスを巻き込むなどして、上昇ピッチが加速した時に行われるのではないか」(外銀関係者)との声が出ていた。
ドル/円 ユーロ/ドル ユーロ/円
午後3時現在 151.74/151.75 1.0725/1.0729 162.77/162.78
午前9時現在 151.58/151.61 1.0735/1.0739 162.77/162.78
NY午後5時 151.63/151.66 1.0741/1.0745 162.90/162.94
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