- 2024/03/27 掲載
スウェーデン中銀、金利据え置き 5月か6月の利下げ予想
[ストックホルム 27日 ロイター] - スウェーデン中央銀行は27日、主要政策金利を予想通り4.0%に据え置いた。インフレ圧力が緩和し、数カ月以内に利下げか可能との認識を示した。
一時は10%を超えていたスウェーデンの総合インフレ率は中銀が目標とする2%に近づいており、今後も低下が予想されている。
一方で経済はほぼ成長が止まり、住宅ローンの返済は約15年ぶりの高水準となっている。
中銀は声明で「インフレ見通しがこの先も良好なら政策金利は5月か6月に引き下げられる可能性がある」と指摘した。
金融緩和により通貨クローナが下落することを続き懸念しているとし「従って金融政策は金利を段階的に引き下げるという形で慎重に調整される」と説明した。
政策金利は2025年第1・四半期に3.2%になると予想した。
中銀の決定を受けてクローナは対ユーロで小幅安となった。
PR
PR
PR