- 2024/03/27 掲載
即座に対応すべきだった=小林製薬の紅麹問題―同友会代表幹事
経済同友会の新浪剛史代表幹事は27日の記者会見で、小林製薬が製造した紅麹(べにこうじ)配合のサプリメントを摂取した人が腎疾患などを発症した問題で、「即座に対応しなかった責任は相当ある」と述べ、被害を把握してから公表まで2カ月余りかかった点を批判した。
新浪氏は「消費者がいるわけだから、早め早めの対応をすべきだった」と指摘した上で、「何かあった時の対処の仕方を明確にすべきだ」と強調した。機能性表示食品全体に風評被害が広がる可能性については「早期に問題点を解明していただかないと、業界に影響を与える」と懸念を示し、同社に対し原因究明を急ぐよう求めた。
【時事通信社】
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