- 2024/03/04 掲載
金先物、急伸して最高値=米利下げ観測で3カ月ぶり
日本取引所グループ(JPX)の大阪取引所では4日、金先物相場が急伸した。取引の中心となる2025年2月決済物は午前10時現在、前週末比140円高の1グラム当たり1万0035円前後を推移。2日未明の夜間取引では一時1万0072円まで買われ、昨年12月4日以来約3カ月ぶりに最高値を更新した。
米国の利下げ観測を受け、ドル建てのニューヨーク金先物相場が急上昇したことで、国内市場でも買いが広がった。市場関係者は「1日発表の米経済指標が弱い内容だったことに加え、中東の緊張状態も、安全資産である金を買う動きにつながったようだ」(大手証券)とみている。
【時事通信社】
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