• 会員限定
  • 2016/01/18 掲載

ガートナーがIoTで衝撃予測!2020年までに起こる、だれも予期しなかった変革

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
会員になると、いいね!でマイページに保存できます。
14日、米調査会社ガートナーが、2020年までのIT市場予測を発表した。ガートナーによると、2020年までに半数以上の主要な新規事業プロセスと新システムが、何らかの形でIoTに結び付くという。センサーの付いた物理的なモノがツールと化し、それらをデバイス、システム、人などにつなげるコストが減少するにつれ、消費者と企業に対するIoTの影響は急速に拡大していくと指摘する。
photo
ガートナーが予測するIoTの動きとは

「非実用的だったIoT利用はますます実用的になる。IoTはすべてのアプリケーションというわけではないが、実質的にすべての産業に関わる。純粋な『IoTアプリケーション』などというものはないが、そのパフォーマンスを大なり小なり活用するアプリケーションは増えることになる。その結果、情報のプロセスを専門とするビジネスアナリストとデベロッパーは、自分たちシステムの中で役割を果たすIoTを使いこなすノウハウとツールを持たなくてはならない」(ガートナー ヴァイスプレジデント兼最上級アナリストW・ロイ・シュルツ氏)

 ガートナーはIoTに関し、これとは別にいくつかの予測も披露した。

2018年を通して、75%のプロジェクトの工数が2倍に

 ガートナーの予測によると、4分の3のIoTプロジェクトが、100%のスケジュール延長とコスト超過に直面するという。プロジェクトが野心的で、複雑であればあるほど、スケジュールも長期化する。また、プロジェクトの中には、スケジュールを守るために妥協し、パフォーマンス、セキュリティ、あるいは既存のプロセス内のインテグレーションに深刻な脆弱性を残すものも出てくるという。中長期的な観点では、このような妥協により、IoTプロジェクトの内部改善が必要とされ、プロジェクトの差し戻しや移動の可能性もあるとした。

「製品が中心の(プロダクトセンタード)企業は、最悪の影響を受けるだろう。こういった企業はよりスマートな、インターネットと繋がったプロダクトをローンチしようとするが、その動きは往々にしてIoTプロダクトの競争に取り組むための受身で戦術的なアプローチでしかない。しかし、コスト削減にフォーカスするであろう内部中心のプロジェクトを推進する企業にとっても、人的な問題はあるだろう。これらの多くの問題は、新しいテクノロジーモデルの一般導入において集中的に起きるであろうものだ。新しいテクノロジーモデルは、プロセスとカルチャーの変化を要するビジネスモデルの台頭によって、より複雑化するだろう。これら両方に対して行動を起こすことにより、プロジェクトのスケジュールが遅延するとみている」(ガートナー リサーチヴァイスプレジデント アルフォンソ・ベローサ氏)

この続きは会員限定(完全無料)です

ここから先は「ビジネス+IT」会員に登録された方のみ、ご覧いただけます。

今すぐビジネス+IT会員にご登録ください。

すべて無料!今日から使える、仕事に役立つ情報満載!

  • ここでしか見られない

    2万本超のオリジナル記事・動画・資料が見放題!

  • 完全無料

    登録料・月額料なし、完全無料で使い放題!

  • トレンドを聞いて学ぶ

    年間1000本超の厳選セミナーに参加し放題!

  • 興味関心のみ厳選

    トピック(タグ)をフォローして自動収集!

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 0

会員になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 1

  • 0

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます