• 2014/11/21 掲載

ザックジャパンなぜ負けた?ザッケローニ氏がサッカー日本代表の課題を振り返る

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サッカー日本代表の監督をつとめたアルベルト・ザッケローニ氏と岡田 武史氏が、都内で開催されたC&Cユーザーフォーラム&iEXPO 2014(NEC主催)において、「日本が超えるべきもの」と題する特別講演に登壇した。
photo
サッカー日本代表 前監督
アルベルト・ザッケローニ氏
 同講演では、グローバルを舞台に戦うチームを率いたザッケローニ氏と岡田氏が、それぞれのリーダーシップに対する考え方について言及。さらにザッケローニ氏は、なぜ日本代表がブラジルワールドカップで負けたのかについて次のように振り返った。

「一言でいうと、大きな大会での経験が足りなかったということだと思う。私は4年間、サッカー日本代表を指導したなかで、彼らが凄く成長し、よいところをたくさん見てきた。ブラジルワールドカップという大会でも、結果が出せるという風に考えていた」

 新聞やテレビなどでは、フィジカルやコンディションの問題だと騒がれていたが、ザッケローニ氏はこれについて「たしかに、何人かの選手は、最良ではなかった。ワールドカップという大会は本当に短い期間で戦うわけで、行った時点でコンディションが悪いというのは致命的な面もある」と認めた。

「だがそれ以上に大切だったのは、経験だ。海外で、アウェーで親善試合を行い、自分たちのファンが少ない、相手チームのファンがたくさんいる前で勝つという経験をしていくことが大切だった。ワールドカップに出発する前、私たちはああいうビッグな試合で戦えると全員信じていた。だが実際は、その準備、心構えができていなかったし、そういう結果になった。残念だったし、選手たちも非常に残念な思いで帰ってきた」

 また同氏は、現在のサッカー日本代表について「足りないものはそれほど多くない。時間もそれほどかからないと思うが、質の部分でもう少し上げていく必要があるだろう」とした。一方で課題についても言及し「アウェーでプレーしているときとホームでプレーしているときでまったく違うチームになってしまっている」と指摘した。

「今の日本代表は、ホームでプレーをしたらどんなチームが相手でも勝てるだろう。それは、日本のファンが力を与えてくれているから。そのパワーを海外でも発揮できること、それが重要だ」 

 講演の詳細は追ってお伝えする。

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