- 2014/03/12 掲載
第3回将棋電王戦、コンピュータの指し手はデンソー開発のロボットアーム
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将棋界初となるロボットアームの採用によって、人間とコンピュータの対局をよりわかりやすく可視化し、また、将棋電王戦を日本の伝統と最先端技術が融合した新たな一大イベントとして提供したい考え。
ロボットアームは、デンソーの子会社であるデンソーウェーブが垂直多関節ロボット「VS-060」をベースに、棋士が安全かつストレスなく真剣勝負を行うことができるよう一部開発・改良を施し、初めてプロ棋戦での採用を実現したロボットアーム。主な特長は、以下の通り。
初のプロ棋戦専用ロボットアーム概要
・駒が斜めになっていたり、ずれて置かれていても、アーム先端に装着したカメラが多方向から画像認識し1ミリの誤差もない着手を実現
・駒をコンプレッサーで吸着し移動させるため、隣の駒に触れることがなく、公式棋戦と同じ将棋盤と駒を使用することが可能
・棋士とロボットアームの間に目に見えない安全柵(エリアセンサー)設置
・ゆっくり指すことも、高速な早指しも自由自在に設定可能
・長時間の連続稼働が可能で、終日行われる棋戦にも対応
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