- 2013/09/26 掲載
米アマゾン、新タブレット「Kindle Fire HDX」を発表 iPad以上の高精細画面
今回の新型は第三世代となる。新たに発売されたHDXでは、ディスプレイの解像度が大幅に改善した。7インチモデルが1920×1200ピクセル(323ppi)、8.9インチが2560×1600ピクセル(339ppi)。なお、2012年10月に発売された第4世代のiPad(Retinaモデル)は、9.7インチで、2048×1536(264ppi)となっている。
また、新たに「Mayday」ボタンを搭載。ボタンを押すと画面上に書き込みができ、その内容をもとにアマゾンの専門スタッフが24時間365日サポートするという。

重量は8.9インチのWi-Fiモデルが374グラム、7インチのWi-Fiモデルが303グラムと、新しいマグネシウムユニボディとガラス繊維強化ナイロン採用により、3割以上の軽量化を図っている。
バッテリー寿命は、8.9インチが12時間(閲覧のみは18時間)、7インチが11時間(閲覧のみは17時間)。
フロントカメラを搭載しているほか、8.9インチモデルのみ、背面に8メガピクセルのカメラが備わっている。
そのほか、別売りのアクセサリーとして、自社で脱着可能な「origamiカバー」を用意。折り曲げることで、端末の閲覧角度を調整することが可能になっている。

また新型のKindle Fire HDは、大幅に低価格化。先代の199ドルから約3割安い139ドルからとなっている。解像度は前モデルと変わらず、ストレージは8GB/16GBとなっている。
米国では25日から受注を行い、10月18日から順次出荷を開始する。日本での販売は明らかになっていないが、既に現行のKindle Fire HD(16GB版)は、サマーセールで1万5,800円に値下げされて以来、そのままその価格で提供されている。
タブレットでは、グーグルが8月28日に新型のAndroidタブレット「Nexus 7」を発売し、マイクロソフトが9月23日に「Surface2」および「Surface Pro 2」を発表するなど、競争が激化している。
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