LIXILは8日、2012年6月より進めていた小矢部工場の増設工事を完了し、8月より本格的に稼働すると発表した。 これによりアルミの鋳造から加工までを一貫して生産する工場として、北陸地域におけるより安定した供給体制が確立されるという。

　LIXIL 小矢部工場は、1992年に操業を開始し、現在はビル用サッシ、住宅用サッシ、エクステリア商品の生産拠点として製品を供給している。昨年6月より増設工事に着手し、鋳造ラインを新設、押出ラインと表面処理ラインの増設が完了した。今回の増設により、小矢部工場の生産能力は従来の700t/月から2,500t/月に増強される。設備投資は約93億円。