- 2012/11/26 掲載
日立ソリューションズ、Android端末活用の「フィールド業務改善ソリューション」を発売
今回提供される「フィールド業務改善ソリューション for スマート端末」は、Android端末を活用し、企業の業務に合致した方法で、外出先でのデータ入力から帳票印刷、サーバへのデータ送信までをサポートするサービス。外出先からリアルタイムに自社へ報告し、その場ですぐに関連業者の手配や顧客への帳票提示を行うことで、作業員や営業員の業務効率とサービス向上を支援するという。

また、作業員や営業員は外出先にてスマート端末を利用し、写真撮影やデータ入力、帳票作成、サーバへのデータ送信までを完了することができる。作成した帳票はモバイルプリンタを利用することで、その場で印刷することもできる。また、スタイラスなどでの手書き入力にも対応している。
さらに、基幹システムと連携することで、最新の顧客情報や機器情報、対応履歴を随時、取り込むことができる。
そのほか、地下などのネットワークがつながらない環境でも、データ入力から帳票印刷までをオフラインでストレスなく操作が可能。入力したデータは、後からサーバに送信することができる。
通信制御やファイル操作、印刷など、業種を問わない共通機能は、これまでのAndroid端末向けの開発ノウハウを結集した独自の基盤で提供する。これらを利用することで、短納期で高品質な業務システムを構築し、機能拡張にも柔軟に対応できるという。
本ソリューションをベースとした業務テンプレート、不動産業向けに賃貸マンションなどの退去立会い業務をAndroid端末で実施する「不動産退去立会いオプション」では、退去者情報の取得や間取り図への手書き入力、カメラ撮影と画像の保存、解約精算書の作成、スタイラスなどでの署名といった機能を活用できる。
価格は、ベースパッケージが210万円(税込、以下同)クライアントオプションが10台ごとで10万5,000円、不動産退去立会いオプションは個別見積もり、1年間の保守費用はパッケージ標準価格の15%。
今後、日立ソリューションズは連携する外部デバイスを拡充するとともに、セキュリティ強化などの機能拡充を行い、不動産業や金融業、電力やガス、製造業、小売業など、幅広い業界に展開していくという。
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