IDC Japanは30日、国内ビジネスモビリティ（スマートフォン、通信カード、Wi-Fiルーター、タブレット）の市場予測を発表した。

　これによると携帯電話、スマートフォン、通信カード、Wi-Fiルーター、タブレットの法人市場において、データ＋音声の売上（データ通信＋音声通信による売上：月額利用料金×12ヶ月×加入者数）が、2012年には前年比9.4％増の5,416億円、2016年には6,021億円に達する見込みとなった。IDCの予測によれば、2011年～2016年における年間平均成長率（CAGR：Compound Annual Growth Rate）は4.0％になるという。

　2011年のビジネスモビリティ市場は、携帯電話からスマートフォンへの移行が順調に進んでいるとは言えず、データと音声を合わせた売上は、一時的にマイナス成長となった。