- 2012/07/27 掲載
オラクル、マイクロソフトのSQL ServerからMySQLへの移行ツールを発表 Excel連携機能も
さらにWindows向け「MySQL」インストーラーのバージョンアップにより、高度なセキュリティやロギング機能の設定を実現。またWindows向け新アプリケーション「MySQL Notifier」により、MySQLインスタンスをモニター管理する機能も備わった。
同社によれば、SQL Server 2012からMySQLに移行することで、データベースのTCOを最大9割削減できるとしている。
現在、「MySQL 5.6」はDevelopment Milestone Releaseとして提供中。この「MySQL 5.6」では、Windows向けの機能が改善されており、新ツールは、9月29日から30日にサンフランシスコで開催されるカンファレンスMySQL Connectで紹介される。
新移行ツールは、「MySQL Databases」のビジュアルデザイン、開発および管理を可能にする「MySQL Workbench」に組み込まれ、SQL Serverのデータベース・テーブルおよびデータを、時間や手間を省きながら「MySQL」に移行する包括的なソリューションとなる。
「MySQL Workbench」を利用することで、SQL Server開発者およびDBAは迅速かつ容易に既存アプリケーションを変換し、Windows上またはその他のプラットフォーム上の「MySQL」で稼働させることができる。
「MySQL」をデータマートや解析アプリケーションで利用するビジネス・アナリストからの要求が高まっていることに対応し、「MySQL」データを容易にインポート、エクスポート、操作する新アプリケーション・プラグイン「MySQL for Excel」を提供する。
「MySQL」インストーラーの強化により、多くの場合ダウンロードから3分以内で開発を開始することが可能になり、「MySQL」データベース・インスタンスのポイント・アンド・クリックによる設定機能や高度なロギング、セキュリティ機能が新たに提供される。
Windows向けの新アプリケーション「MySQL Notifier」により、「Microsoft SQL Server」と同じような見た目、操作感で、「MySQL」データベース・インスタンスをモニター、開始、停止することができる。
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