もう情シスに頼らず済む?社員が自由に「セルフデータ活用」できる最強組織のつくりかた
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データドリブン経営を阻むいくつかの課題
データドリブンな意思決定を行える組織を目指し、あらゆる企業がデータの統合・可視化を進めている。しかし、それだけではなかなか成果に結びつかないケースがある。たとえば、社内の特定部署の担当者が関係業務の改善のためにデータ分析をしたいと考える際、データの管理者に問い合わせてデータを提供してもらい分析を進めることになる。その場合、担当者は提供されたデータが持つビジネス上の意味をひも解き、その上で分析・自動化モデルを検討することになるが、提供されたデータの意味を素早く読み解き、業務改善のためのデータ分析ができるほどのリテラシーを備えた人材はそれほど多くはないはずだ。
また、こうした要望が日々あらゆる部署から上がってくる状況があれば、データ管理者は素早くデータを提供することはできないだろう。ましてや、それが社内の情シス部門であれば、日々のシステム保守・運用の業務に加えて、大きな負荷がかかる。結果としてビジネスの成長を妨げることにつながってしまう可能性もあるだろう。
このように、社内のあらゆる部署から「データ分析をしたい」というニーズがあったとしても、データが民主化されていないために工数がかかってしまうほか、データが手軽に分析できるような状態に整理されていないことから、データ活用が進まないという課題があるのだ。
それでは、このような課題を乗り越え、データ活用で成果を出す方法はあるのだろうか。ここからは、限られた担当者だけでなく、多くの従業員がセルフでデータ活用に取り組む文化を根付かせることに成功した“ある企業”の取り組みを解説したい。
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