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近年のクラウド需要の増加という状況を受けて、データセンターの新設の増加傾向が顕著になっている。このデータセンター、かつてはハードウェアの受け皿として存在していたが、ソフトウェア化が進行し、違う形態が求められるようになっていることをご存知だろうか。データセンターのソフトウェア化のトレンドと「次世代データセンター」の姿について、東京大学大学院教授の関谷勇司氏が解説する。
次世代のデータセンターとは
データセンターをめぐる近年の状況について、東京大学大学院 情報理工学系研究科の情報理工学教育研究センター教授である関谷勇司氏は、こう説明する。
「コロナの影響もあって、IT系インフラ通信技術が多く利用されるようになり、データセンターの活用も増加しています。かつては『コロケーション』という形で、さまざまな事業者がデータセンターの場所を借りて、機材を導入してサービスを展開するのが一般的でした。しかし、近年大手事業者がパブリッククラウドを利用してサービスを構築するケースが増えています」(関谷氏)
大手事業者が大量の資源を導入することにより、データセンターの高効率化と高集約化が求められるようになってきたと関谷氏は語る。
「データセンターの大規模化によって、建築の際に電力や空調の効率など、環境関係の数値も重要視されるようになってきました。データセンターにおける近年の時流を語るうえで欠かせないのは、DXとGX(グリーントランスフォーメーション)というバズワードです。DXは効率化、GXはカーボンニュートラルを表しています」(関谷氏)
では、データセンターにおける「DX」と「GX」とは、具体的にどのように実現されるのだろうか。
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