- 2012/04/09 掲載
伊藤忠・カルビーなど、中国におけるスナック菓子製造事業へ参入
本合弁会社では、カルビーが技術・ノウハウを提供し、康師傅投資と共同で商品開発を推進し、中国の即席麺・飲料最大手の康師傅グループの物流網・販売力を利用してブランドの確立を目指す。具体的には事業開始後5年以内に、中国スナック菓子市場シェア10%の獲得を目標としている。
康師傅投資は、伊藤忠商事が出資をしている頂新(ケイマン)ホールディングの傘下企業であり、今回のスナック菓子製造事業への参入は、伊藤忠商事が頂新グループと展開している中国における食品および小売市場への取り組みの一環となっている。また伊藤忠商事は、川上における食料資源供給体制作りとして、中国国内における農産物の大供給地において、安全・安心な食料を安定供給する仕組みの構築に取り組んでおり、将来的には本合弁事業への馬鈴薯などの原料供給体制を構築することで中国国内でのグローバルSIS(戦略的統合システム)戦略を展開していく方針だ。
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