- 2011/12/27 掲載
アース製薬、バスクリンを買収へ
バスクリンは、ツムラの家庭用品事業であった時期を含めて、入浴剤製品で高い認知度をもつ。2006年10月にはツムラからツムラライフサイエンスとして分社化され、2008年8月には独立系のプライベート・エクイティ投資会社であるWISE PARTNERSの支援の下、マネジメント・バイアウト(MBO)によりツムラグループから独立した。
アース製薬では、製品ラインアップの補完による入浴剤カテゴリの強化、バスクリンの通販チャネルや2011年4月に本格稼働した新工場の生産能力の活用、アース製薬の主力製品である家庭用殺虫剤の本格商戦が夏場であり、冬場に需要が高まるバスクリンの入浴剤との組み合わせにより季節性の変動を緩和することが可能となるなど、アース製薬の企業グループとしての成長に資するものと判断し、バスクリンの株式等を取得し、子会社化することを決定した。
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