- 2011/11/02 掲載
アスクルと大日本印刷が協業、中小向けネット印刷通販サービス拡充へ
アスクルの印刷通販事業は、1997年にファックス注文による封筒印刷サービスを開始し、その後も名刺印刷サービスや伝票作成サービスを加えている。また、現在は「アスクルスピードプリントセンター」という名称で印刷サービスを展開している。一方、大日本印刷は、主に大手企業を中心に商業印刷サービスを提供している。今回の協業は、アスクルの中小事業所を中心とする顧客基盤と、大日本印刷の印刷製造における技術力、生産体制など、両社の強みを生かしたシナジーにより、潜在する中小事業所のニーズに応える新たな印刷サービスの提供を目指すもの。
両社は、顧客企業が、フルカラーのチラシやパンフレット、ポスターなどの商業印刷物を、ネットで簡単に注文できる体制を整備し、高品質、リーズナブルな価格、短納期の製品・サービスを提供する方針だ。まずは、商業印刷物のメニューの拡充とともに、大日本印刷が保有する各ソリューションメニューをアスクルの顧客である中小事業所向けにカスタマイズして提供するほか、紙媒体のチラシデータを活用して携帯端末やパソコンで閲覧する各種Webサイトに情報発信するクロスメディアサービスなど、従来は中小事業所が単独で構築することが困難であった各種IT関連サービスの提供も計画している。
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