- 2011/10/31 掲載
太平洋セメント、被災で生産停止していた岩手県・大船渡工場を再開へ
被害が比較的軽微であった5号キルンを活用し、6月22日より大船渡市および陸前高田市で発生したがれき等の焼却処分を行いつつ、セメント生産再開に向け設備の復旧を進めてきた。11月4日から、大船渡工場5号キルンによるセメント生産を開始する。
生産再開後も、安定供給のため運転状況や設備の確認を行うとともに、品質の確認・ユーザー納入に向けた評価を行うため、同工場からのセメント製品の本格的な出荷は12月からとなる見込み。また生産再開後は、がれき等を原燃料として再資源化することにより災害廃棄物の処理を継続していく方針だ。
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