- 2011/10/18 掲載
富士通、世界最高速となる毎秒1TBのPCクラスタシステムを開発
今回富士通が新たに開発したソフトウェア「FEFS」を用いると、計算ノードからの大量データの読み込み・書き込みの高速並列分散処理が可能になるという。
「FEFS」はオープンソース・ソフトウェア「Lustre」をベースに、独自機能を追加。「Lustre」の約1~3倍となる、1秒間に数万個のファイル生成が可能なメタデータ操作性能を実現した。
PCクラスタシステムにおいて、計算ノードからの大量データの読み込み・書き込みの高速並列分散処理を可能にし、計算ノードとファイルシステム間の総スループット値は最大1TB/sを実現した。富士通によれば、これは世界最高速度だという。
また、数十台規模のPCクラスタシステムから最大100万台の超大規模システムまで、さまざまなシステムに対応できる拡張性を搭載。ファイルシステムは、テラバイト規模から最大で8エクサバイト(ペタバイトの1,000倍)まで拡張できる。
価格は、最小構成(InfiniBand接続の「PRIMERGY RX300 S6」4台、「ETERNUS DX80 S2」3台、「FEFS」ライセンス)で、2,143万円から。
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