- 2011/09/29 掲載
トヨタブランドは完全回復、日本のトップブランド25社とは
ライバルのホンダと日産はどちらもブランド価値の落ち込みが報告された。ホンダは最も低下が激しく8%減の1070億円減、日産は損失をわずかに食い止め、3%減の357億円の損失で、日本車メーカーのブランド価値ランキングでは第5位を維持した。
ランキングでは、エレクトロニクスメーカーのブランド価値はかなり低下が激しいことが明らかとなった。多くのメーカーは自然災害による生産設備の損害を修復してきているものの、円高と輸出の需要が予想を下回ったことから、伸びを回復するには障害となっているためだという。
「日本の津波が国内ブランドに及ぼす長期的影響について確実な結論を出すのは難しいでしょう。しかし、この9か月間、各社のうち多くは相当なブランド価値の低下にさいなまれてきたことは明らかです。今のところ、日本のビジネスはまだ低迷が予想されていますが、トヨタやNTTのようなブランドは、困難は多々あっても、それを乗り越えて成長できるだけの力があることを示しています」(Brand Finance社 CEO、David Haigh氏)
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