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自動車照明大手の市光工業は、製品設計情報をCADデータとして転送するシステムに日立ソリューションズの「活文 デジ活ワイド」を採用した。兼松エレクトロニクス(以下、KEL)が導入支援を手がけた。
「活文 デジ活ワイド」は、ギガバイトレベルの大容量データを高速に転送できる法人向けサービス。海外の新興国など通信インフラが未整備である地域でも、既存のインターネット回線を利用して大容量データをやり取りすることができる。
市光工業は、KELの導入支援のもと、本システムを2011年4月から運用を開始。主に海外拠点とのやり取りに利用しているという。
同社では、海外拠点や取引先などにデータ転送する際に、3次元のCADデータでは、一つの部品でも容量が100MByteを超えることもあり、かつそのデータの授受が1日に10回以上行われることもあったことから、1回のデータ転送に5時間程度かかっていた。今回新たに「活文 デジ活ワイド」を導入することで数分で完了するようになり、作業効率の向上、作業負荷の低減を実現したという。
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