エムオーテックスとNRIセキュアテクノロジーズ（以下、NRIセキュア）は24日、監査証跡ソリューションで協業すると発表した。

　MOTEXは、NRIセキュアの情報資産を識別・整理するソリューション「SecureCube / Labeling」に連携したIT資産管理ツール「LanScope Cat6」を、10月3日に発売する。

　両製品を導入することにより、電子ファイルを機密度別に把握しながら、操作履歴などを管理することができるという。

　NRIセキュアが提供する「SecureCube / Labeling」の機能で「極秘」「社外秘」など情報の機密度を付与した電子ファイルを、クライアントPCで操作した場合に、操作履歴を「LanScope Cat6」で監視し、ログとして管理する。これにより、機密文書や重要な電子ファイルが正しく取り扱われているかの記録を残す。

　万が一、情報の持ち出しや紛失が発生した場合、「LanScope Cat6」のファイルトレース機能で、Webブラウザから、3回のクリック操作で持ち出し経路を特定できるという。

　MOTEXとNRIセキュアは今後、全国で共同セミナーを実施していく。