ComScoreによれば、6月の世界の小売り/オークション訪問ランキングで米アマゾンが1位になった。アマゾンの各国サイトの訪問者数の合計は2億8223万人で、世界のインターネット人口の20.4％にのぼった。

　第2位にはオークションのeBay（2億2352万人）、第3位は中国のアリババ（1億5678万人）、第4位はアップル（1億3429万人）、第5位には楽天（5778万人）が入った。

　comScoreの会長 Gian Fulgoni氏は「米国のオンラインの小売売上高は1500億ドル以上にのぼるが、世界ではまだまだ成長の余地がある」とし、「テクノロジーによる変化で、消費者はより便利でより安価なオンラインショッピングを活用していくだろう。」と語っている。

　地域別でみるとアマゾンやアップルはどの地域の訪問者数も多いが、アリババや楽天はアジアパシフィック地域の訪問者数がその多くを占めた。