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  • 2011/08/03 掲載

大分銀行 生嶋信治氏:顧客データベースによる地方銀行の新しいマーケティング活用

顧客LTVの最適化を目指す大分銀行

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地方銀行の顧客データベースによる新しいマーケティング活用が進んでいる。大分銀行が導入したデータベースシステムでは、単なる顧客情報を集約するだけでなく、営業戦略立案や商品開発の基礎となる分析機能が重視された。同システムが目指すのは「カスタマーエクスペリエンス(顧客感動)を実現すること」。大分銀行 営業企画部 営業企画グループ 副推進役 生嶋信治氏が語った。

地域密着型戦略で顧客LTVの最適化を目指す大分銀行

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大分銀行
営業企画部 営業企画グループ
副推進役
生嶋信治氏
 大分県は、その特徴として、人口、県内総生産、経済規模などの数字が、軒並み全国のほぼ1%の水準やシェアとなる。

 SAS Forum Japan 2011に登壇した大分銀行 営業企画部 営業企画グループ 副推進役 生嶋信治氏は「実質経済成長率は、全国平均の推移と比較して、変動時振れ幅が大きく、リスクの影響を受けやすい。そのため大分県ではリスク管理がとても重要」だと指摘する。

 その大分県で、大分銀行は、総預金の90%以上が県内の預金であり、県外への貸出が25%を占める。また、郵貯を除けば、県内の預金等のシェアは50%を超える。

 同銀行は2011年の中期経営計画の中で「地域密着型金融」を目指し、地域とともに成長することを謳い、その目標のひとつに銀行、顧客、地域・株主の「三方よし」の実現を掲げた。

 これを実現するために、顧客や地域と永続的な共存共栄、コミュニケーションが重要であるとし、「人財・組織の強化」「経営体質の強化」「営業基盤の強化」の3つの基本方針を策定した。

 さらに3つの基本方針ごとに重点課題や取り組み項目を定義。その中に、情報インフラの整備や高度な顧客情報管理によって、顧客のLTV(Life Time Value)の最適化を目指すという項目があり、ITが活用されているわけである。実際にどのような形で具現化したのだろうか。

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