- 2011/07/26 掲載
NEC、千葉県庁のITシステムを刷新
NECは、千葉県庁の本庁舎/合同庁舎/拠点などに分散設置されていた認証用サーバ数百台規模を、NECのブレードシステム「SIGMABLADE Express5800/B120b-d」とラックサーバ「Express5800/R110b-1」数十台規模に最適化。最適化したシステムは、NECの統合管理ソフトウェア「WebSAM SigmaSystemCenter」で一元管理可能となっている。さらに、運用コスト削減のために無線LANの管理の統一を行ったほか、バックアップの強化として、災害や障害などにより本庁とのWAN回線が切断した際でも、本庁の集中無線コントローラに頼らず、各拠点内の分散無線アクセスポイントで業務継続が可能となっている。
セキュリティ面では、千葉県庁のシステム全体のID管理・認証を強化。各PCの操作ログをリアルタイムに一元管理可能にしている。また、PCログイン認証を従来のカードリーダを使った接触型ICカードから非接触型ICカードへ刷新した。そのほか、県庁職員のすべてのPCをNECの省電力性の高いビジネスPC「VersaPro タイプVD」へ一括刷新し、OSを「Microsoft Windows XP」から「Microsoft Windows 7」へ更新しており、これによって業務用PC1台あたりの消費電力の従来比約50%削減(NECによる試算値)を見込んでいるという。
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