- 2011/06/29 掲載
日本IBMとサイオス、災害時に自動で自社システムからクラウドに切り替える「事業継続 簡単クラウド」を提供
「事業継続 簡単クラウド」は、災害時に自社のITシステムからクラウド上のバックアップ・システムに切り替えるサービスで、サイオスのHAクラスターソフトウェア「LifeKeeper」と、IBMの企業向けパブリック・クラウド・サービス「IBM Smart Business Cloud-Enterprise」を組み合わせることで実現する。IBMのクラウド・サービス上の仮想サーバーおよびストレージをバックアップ・システムとして利用し、サイオス「LifeKeeper」のHAクラスター機能により、システム障害を監視し、障害時に自動的にクラウド上の仮想サーバーへ切り替えが行われる。
新規にサーバー、ストレージ、OSなどのIT資産を購入する必要がないため、両社によると、ミッドレンジのPCサーバーで災害対策システムを構築する場合に比べ、半額程度の初期投資で済むという。さらに、バックアップ・システムの設置場所を、日本以外に米国、ドイツ、シンガポールなど海外のIBMデータセンターからも選択できるため、グローバル規模での事業継続を実現できるとしている。
サイオスおよび日本IBMの最初のパートナーとして、トッパン エムアンドアイより本ソリューションの提供を開始し、順次取り扱いパートナーを拡大する予定。
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