NRIセキュアと京セラミタ、紙媒体による情報漏えい防止で製品連携

　NRIセキュアテクノロジーズ（以下、NRIセキュア）は、情報資産の識別・整理ソリューション「SecureCube / Labeling」と、京セラミタジャパン（以下、京セラミタ）の印刷制御システム「TASKGUARD ID Printing」との連携を開始した。これによって、ファイルの機密度に応じた印刷制御が可能になる。

　「SecureCube / Labeling」は、ファイルを社内のサーバに保存する時点で、「極秘・関係者限・社内限・公開」などの機密度を利用者が設定できる、情報資産管理のためのソフトウェア。また、「TASKGUARD ID Printing」は、ICカードによって利用者を認証してから印刷可能なプリントセキュリティソフトウェアである。

　今回の連携によって、「SecureCube / Labeling」を利用して付与された個別ファイルの機密度や属性情報を、「TASKGUARD ID Printing」に新たに追加された印刷制限機能を用いて読み取ることが可能になった。印刷制限機能に、機密度別の印刷可否の対応を設定しておくことで、特定のキーワード（「極秘」「印刷不可」など）によってファイルの機密度を判断して印刷を自動停止させることも可能で、紙媒体による情報漏えいを防止する。