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- 2011/04/27 掲載
「お客様の納得感=管理力×説明力」――情報セキュリティマネジメントにおける、組織の「管理力」と「説明力」を考える
情報セキュリティの投資対効果を追求する
今回は少し視点を変えて組織の管理力と説明力の関係について一つの考え方をご紹介したい。
説明力の向上に取り組む
ISMS認証制度の本番運用が2002年に開始されてから8年が過ぎた。認証を取得してから6年、7年という組織が続々と出ている。そんななか、「どこまでやればいいのか?」という声が、あちこちで聞かれるようになってきた。ルール化やセキュリティツールの導入が主流になっている組織が多いように見受けられる。このこと自体、間違いではない。これまで物理的および技術的ならびに組織的安全性に関する対策をあまりやってこなかった組織にはルール化やセキュリティツールの導入は有効である。しかし、マネジメントシステム(PDCA)は継続的改善、つまりスパイラルアップがその基本モデルとなっている。いつまでも同じやり方でいると、ルール化やセキュリティツールの導入が果てしなく増える結果にもなりかねない。「どこまでやればいいのか?」という声が出てくるのも理解できる。そういう組織には説明力の向上に取り組むことをおすすめしたい。
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