- 2011/02/18 掲載
セイコーインスツル子会社、飲食店向けオーダリングシステム「MONSTERA」を発売

今回、「シャトルシリーズ MONSTERA」は、ハードウェア、ソフトウェア両面から全面刷新。外食業界における細分化された業態や店舗の規模に合わせ、最適なシステムを実現するという。
システムの制御を行うコントローラ機能や、無線リピーター機能、ハブ機能などをプリンタに内蔵。ハンディーターミナル(入力端末)では、「My ハンディ」機能により、レストランモード、居酒屋モードなど、業態に合った入力画面を選択できる。また、表示文字の大きさを変更できる「デカ文字モード」やスタッフへ一斉に指示を送る「メッセージ共有」機能など、店舗オペレーションをバックアップする機能を充実した。
さらに、アプリケーション選択機能によりオーダリング以外の業務アプリケーションの呼び出しも行えるため、棚卸や勤怠などでも活用できる。
そのほか、オーダリングシステムではコントローラ機能の冗長化を実現。万が一POSが故障してもオーダリング業務に影響を与えることなく動作する。無線は802.11b/g(2.4Ghz)に加え802.11a(5Ghz帯)にも対応。ハンディターミナルは耐落下1.5m、防滴防塵IP54の堅牢設計、シートキーと本体は非接触による通信方式を採用した。これらにより飲食店での過酷な運用下でも高い信頼性を発揮するとしている。
SDSでは、既存製品である個店/小規模店舗向けの「シャトルシリーズ Scute」に加え、今回の「シャトルシリーズ MONSTERA」を加えた2つのラインアップで飲食店での利用を見込む。
価格は140万円から。初年度3000システムの販売を見込む。
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