- 2011/02/10 掲載
NEC、通信範囲の異なるLTE基地局のネットワークを自己最適化するSON技術を開発
また、半径で500mから数キロメートルをカバーするマクロ基地局から半径約200mをカバーするスモールセル基地局へのハンドオーバ設定を通信状況に応じて変更する。スモール基地局へのハンドオーバを、高速移動中の端末に対しては抑制する一方、低速移動中や静止した端末に対しては促進することで、通信の途切れを防止する。
同技術を、NECのLTE SON 3次元シミュレータで検証した結果、従来の基地局カバー範囲の境目付近で通信速度が低下していた端末ほど大きく改善し、通信速度が最大で約2倍になると共に、通信の途切れる頻度が大幅に減少したという。
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