東京商会は、エンジニアリングプラスチックの原料、シート、フィルム等の仕入れや販売を主体とする合成樹脂事業と、電子材料および工業薬品を包括的に取り扱う電材機能製品事業を国内外で展開している。今回、同システムを海外4拠点（上海、香港、ソウル、台北）と国内4拠点に導入し、定例的な会議だけでなく、日常的な打ち合わせにも活用しコミュニケーションの効率化を図る。海外出張の頻度の減少による出張費の削減効果も見込む。

　導入の背景には、従来の電話やメールを中心としたコミュニケーションだけでは相手の意図が十分に汲み取れない、海外拠点との情報共有にタイムラグが生じるといった課題があった。これらの課題を解決する手段としてビデオ会議システムの導入を検討。国内外拠点間の異なるネットワーク環境と接続した場合の高品位な通話品質や、導入、運用面における構築、サポート体制の実績を評価し、OKIの「Visual Nexus」の採用を決定したという。

　また、本社には「Visual Nexus」と接続互換性のあるテレビ会議専用端末を導入、他の拠点には導入し易いPC端末を採用することで、導入コストの抑制とシステム導入の早期立ち上げが可能となった。