ローソンとオリコン、業務・資本提携を締結 データ活用などで連携

　今回の提携により、ローソンが展開する全国約1万店のリアル店舗網やネットサービスと、オリコンの持つエンタテイメント事業のノウハウやインターネットメディア事業を連携させることで、両グループの既存のサービス強化を図る。

　また、オリコングループのエンタテイメント事業のノウハウを活かしたアーティストグッズやタレントとのコラボレーション商品（弁当・デザート類）などの共同企画を実施する。

　ローソンでは昨今、アニメとのタイアップ商品などを強化しており、「爆発的な売上増につながった（ローソン 地域担当者）」という。ほかにも音楽ショップのHMVジャパンの買収を行っており、今回の提携もコンテンツビジネスとの連携に注力する一環とみられる。

　今回、ローソンはオリコンの小池亘社長などから3130株、同社発行済み株式の約2％相当を取得する。