日本オラクルは、「Oracle Exadata」、「Oracle E-Business Suite」、「Oracle Hyperion Financial Management」などの同社製品が、ファーストリテイリングに採用され、稼働開始したことを発表した。

　ファーストリテイリングでは、経営管理の強化とIFRS対応を見据えた経営管理基盤として、これら製品をグローバル導入。ファーストリテイリングが推進するグローバル・グループ業務システムの統一プロジェクト「G1プロジェクト」の中核を担うグループ共通の経営管理基盤として、2010年2月に採用されている。この新経営管理基盤は、同社の国内および海外事業の経営管理の強化と国際財務報告書基準への対応を見据え、2010年9月に稼働を開始した。

　なお、オラクル製品の導入決定に至ったのは、グローバル・グループ標準の経営管理基盤の構築に向け、従来のOLTPやデータウェアハウスなどの処理特性が異なるデータベースの統合、システムおよび業務間のバッチ処理の低減、事業拡大にともなうシステムの拡張性を要件として、「Oracle Exadata」の性能を高く評価したためであると発表されている。