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IDC Japanの調査によると、2010年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数は8万4,852台となり、前年と比較して23.3%の増加になる見込み。さらに2010年から2013年までの4年間は2桁の高成長を維持する見通しだという。
本調査は2010年上半期(1月~6月)の出荷実績と市場動向にもとづいて予測したもの。ここでいう仮想化サーバとは、仮想化環境を構築するために出荷されたサーバで、仮想化ソフトウェアは含まれていない。
2010年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数が20%超を実現する背景について、IDC Japanでは国産サーバベンダーがx86サーバを活用した仮想化環境の構築に本腰を入れ始めたこと、およびユーザー企業におけるコスト削減要求の高まりが、2010年上半期の国内仮想化サーバ市場をけん引したことがあるとみているという。さらに下半期も同様の傾向が継続するとみる。
その結果、2014年の国内仮想化サーバ市場の出荷台数を14万6,500台と予測。2010年から2014年まで高成長する見込みで、特に2010年から2013年の4年間は2桁の成長を維持するとしている。
また、2014年の国内サーバ市場全体のサーバ出荷台数に占める仮想化サーバの比率は、2010年の15.2%から10.3ポイント伸長して25.5%になる見込み。
「国産ベンダーの本格的事業展開は確実にユーザー企業の裾野を広げている。また、ユーザー企業の多くが2010年3月にリーマンショック後、2回目の決算を迎えた。黒字決算を達成するために、IT部門はコスト削減の手段として仮想化を活用した」(IDC Japan サーバ リサーチマネージャー 福冨 里志氏)
出荷金額ベースでは、2014年の国内仮想化サーバ市場は1,369億800万円と予測。2009年~2014年の年間平均成長率はマイナス2.2%となるという。1台当たりの価格が高いメインフレームやRISCサーバ&AI64サーバを中心とした市場構造からx86サーバ中心の市場構造への転換が進むことがその背景にあるという。この動向は、国内サーバ市場全体と共通するものだという。
今回の発表はIDCが発行した「国内仮想化サーバ市場 2010年上半期の分析」にその詳細が報告されている。
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