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- 2010/03/02 掲載
「伝統的なOSの2つの役割は、クラウドに置き換えられていく」米VMware CEO ポール・マリッツ氏
ヴイエムウェアは2日、米VMware CEO ポール・マリッツ(Paul Maritz)氏の来日に合わせて記者向けの説明会を実施した。
仮想化ソフトウェアのリーダーとしての地位を築きつつあるVMwareだが、仮想化市場の拡大、クラウド市場の拡大にともない、不景気の中でもビジネスは順調なようだ。先般発表された2009年度の総売上は2008年比で8%増、フリーキャッシュフローは23%増加。本日時点で2万1,000社以上のチャネルパートナー、3万5,000名のVMware認定技術者、100社以上のvCloudサービスパートナーとサービスを展開しているという。
そうした中、マリッツ氏が強調したのは、「クラウドでリーダーでありたい」ということ。IBMがオフコンで、インテルとマイクロソフトがPCで、そしてWebでアマゾンとグーグルがリーダーであったが、「クラウドの世界で新しいリーダーが生まれる可能性がある」と指摘。その中でVMwareが新しいリーダーになる、と野心的な見解を示した。
マリッツ氏の定義するクラウドとは、オンデマンドで自動管理された、サービスとして提供される仮想インフラの効率的なリソースプールを活用するコンピューティングアプローチのこと。
ファイアウォール内の一企業で運用されている「プライベートクラウド」と、インターネットを通じてクラウドサービスプロバイダから提供される「パブリッククラウド」、これを相互運用できる「ハイブリッド クラウド」として展開することが必要で、VMwareは双方を連携した形で提供できるとした。
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