- 2009/10/08 掲載
キリンホールディングス、230台の物理サーバを19台のVMware ESXに統合
キリンでは 2007年に持株会社のホールディングス制へ移行。これまでの各事業会社やその各部門で個別に購入してきたサーバの増加、ならびにデータセンター内の消費電力量が大きな課題として認識されていたという。
そうした中、キリンのIT戦略事業会社であるキリンビジネスシステム(KBS)が、「仮想化ファーストポリシー」を掲げ、保守期限がきれたアプリケーションサーバの延命のみならず、新規導入するサーバも最大限仮想化していくことになった。
KBSではVMware Infrastructure 3を採用。すでに130台の物理サーバを10台のESX上に統合しており、年内にも合計230台の物理サーバを19台のESX上に統合・拡張する計画だという。現在ではデータセンター内で稼働するサーバの約25%を仮想化しており、2012年までには新規導入サーバの80%が仮想化される。また、現在稼動中の環境も順次VMware vSphereへ移行する見込みで、今後4年間で合計500台近くの物理サーバがこのクラウド上で稼動するとしている。
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